今週は本当に疲れた。問い合わせ対応のサンドバッグになった気分だ。もちろん、エンジニアたちもバグを出したくてリリースしているわけじゃないことはよくわかる。でも今回は重めのバグが複数発生して、正直なところ「ちょっとユーザー対応するこっちの身にもなってほしいな…」と思わずにはいられなかった。
バグが出るのは仕方ないとしても、問題はその後の対応だ。バグの発生直後にリカバリがすぐに進めば、ユーザーだってそれほど怒らないだろう。でも今回は違った。深刻なバグの調査に数週間かかっていて、しかも今週も修正版の提供には至らなかった。これ、リソースの問題もあるし、エンジニアを責めたいわけじゃないけど、ユーザーの立場を思うと流石に申し訳ないし、こっちもどうしようもなく心が重くなる。
「いつ完了するんですか?」って聞かれる度に、答えが出せない自分が辛い。ユーザーの怒りが、わかるだけに、それを受け流すのも限界がある。
海に行ってリフレッシュ...!(念願の!)
そんな心のモヤモヤを抱えて、今日は海に行った。やっとだ!リフレッシュの時間。潮風に吹かれて、波の音を聞きながら歩いていると少し気持ちが軽くなってきた。海っていいな、広い空と青い海を見ていると、自分の抱えている悩みがちっぽけに思えてくる。
ひとりでぼーっと散歩していると、突然知らない3人組に話しかけられた。海沿いに住んでいる人たちなのか、観光客と普段からコミュニケーションを取るのが当たり前の雰囲気だった。そこからなぜか流れで一緒にお酒を飲むことになった。海の近くってこんなことが普通なのか? と驚いた。
ただ、正直言うと、内心かなり不安だった。ぼったくられるんじゃないかとか、知らない人について行くのは危険だっていうのが頭の中でずっと警鐘を鳴らしていて、落ち着けなかった。昔から「知らない人にはついていくな」って言われ続けてきたことが、身体に染み付いてるんだろう。怖かったけど、なんとか一杯だけ飲んでサクッと帰ることにした。
驚くことに、その一杯、おごってもらったのだが、結局心を完全に開くことはできなかった。それでも、こういう偶然の出会いは新鮮だった。普段は会社と家の往復ばかりで、こんな風にちょっとした冒険をする機会なんて滅多にないから、少しだけ自分が解放された感じがした。
リフレッシュはできた(?)頼む来週は平穏な日常であってくれ...
正直なところ、もっと心を開いて楽しめたらよかったのかもしれない。でも、そういう自分も含めて「これが自分らしさ」なんだろうな、と思う。それでもリフレッシュはできた、はず。少しの息抜きができたおかげで、来週もどうにか持ち直せそうだ。海の広さや波の音を思い出しながら、少しでも気持ちを軽くして、また来週を乗り切りたいと思う。
それにしても、この深刻なバグは早く解消してほしい。頼む、来週は平穏な日常であってくれ。